JAかみましきは3日、益城町の西瓜選果場でスイカ即売会を開きました。かみましきでは初めての取り組み。復興からの感謝を込めて、被災した西瓜選果場前でビニールハウスから収穫したてのスイカを直接消費者へお届けしたいという思いで即売会を開催しました。
会場では収穫したばかりのスイカ500個が販売され、試食した来場者は「甘くてみずみずしく、とても美味しい」と話されました。能登半島地震の復興を応援する募金も行われ、スイカの売上の一部とともに被災地に寄付されます。
テレビの取材対応をされた西瓜部会の守本隆盛部会長は「熊本地震では選果場の機械が故障したが、地域住民に手作業でスイカの選果を手伝っていただいた。そのときの感謝を込めて、おいしいスイカを直接届けることが出来て良かった」と話されました。また、田原要一組合長は「部会の方々のおかげで美味しいスイカが出来た。旬の時期に即売会を開催できたことをとても嬉しく思う。今回初めての取り組みだったが、盛況に終えることができた。今後も継続していきたい」と話しました。
かみましきでは、今シーズンは1800トンの出荷を計画し、6月末まで続く予定です。
熊本地震からの復興への感謝を込めて即売会を開く
スイカ 2024年5月13日